約 767,835 件
https://w.atwiki.jp/83452/pages/9126.html
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 6.(一部カオス) 8.(後半※俺ら) 9.(元ネタあり) 10.(一部レズ) 注意:未完結SS 11~15 律梓・梓律 各話短編 ※キャラ崩壊・未完あり 2010/10/19 http //yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1287482053/ 戻る 名前 コメント すべてのコメントを見る 6なぜ最後やめたし… -- (名無しさん) 2012-06-07 00 58 26 未完なのが惜しいけど良い律梓だった。 -- (名無しさん) 2011-12-30 03 26 51 おい12の続きはどうしたんだ おい -- (名無しさん) 2011-10-18 02 15 39 仕事が無いって言われた時にぃ、じゃあ学会活動出来るじゃないって確か言ったようなキモスゥんですけれどもぉ -- (斉藤ふさ子) 2011-08-02 01 14 45 9が意外に面白い 10は「パンの耳うめぇ」の抜けてる部分か? 12の続きが欲しいです -- (名無しさん) 2011-03-30 12 02 28 いや~満足満足w 12の続きが気になるのは確かだな~ あと、食わず嫌いで梓の嫌いなのは中の人繋がりでレアチーズケーキかと 思ったが、違ったんだねw 個人的には2とかイヌミミりっちゃんが好きだったり。 -- (名無しさん) 2011-01-04 19 02 49 12の続きは??? あれは反則っしょ(;_;) -- (srst) 2010-12-28 23 49 07 12の続きいいいいいいいいいいいいいいいいい -- (名無しさん) 2010-11-25 05 08 03 12の続きがすっげえ読みたいんだけどおおおおお -- (名無しさん) 2010-11-24 20 43 10 ぜひ12の続きを -- (名無しさん) 2010-11-19 02 18 16
https://w.atwiki.jp/83452/pages/2949.html
「んー梓の匂い」「そんなのあるんですか」自分ではわからないだけにすごく気になる。「私さ…」耳をすまさないと聞こえないような声で、律先輩の独白が始まる。なんとなく、寝たふりをしてしまう。「梓に会えなくなるの、やだよ… いつか必ず帰ってくるから、待ってて欲しいな」「よく考えたら、別に一生の別れってわけじゃないし こんなに悩んだりすることじゃないのかもしれないけど」「梓が他のやつにとられたらやだな…」「うー…なんかわかんないけど泣きそう」そう言って抱きしめる力を強くする先輩は、さっきと違ってすごく幼く見えた。先輩が少し震えていたから頭をなでてみたけど、余計に腕に力がこもるだけだった。「私は律先輩一筋ですよ」「……」長い沈黙。もしかして私何か悪いこと言った? 心当たりはないんだけど…「…あずさー!」泣いてるのかと勘違いするほどしおらしかった先ほどまでと打って変わって急に首に飛びついてくる。「うぐっ」うわ変な声出た。「梓かわいい!」叫びながら抱きつかれてちょっと困ったけど、やっぱりこの人は元気がいちばん似合ってる。「梓に告白されちったー♪」本当にさっきまでの雰囲気はどこに行ってしまったのか。にやにやしながら見つめてくる律先輩。さっきの方がかわいげがあるかも。「今日はいい夢見れそうだ! おっしゃ寝るぞー!」寝るつもりなはずなのにばんざいしながらものすごく叫ぶ。「隣も近いんですからあんまり騒がないでください!」「これで聞こえるんだったら梓の声も」「ちょ…セクハラ発言はやめてください!」恥ずか死してしまいそうだ。「よしおやすみ!」「おやすみなさい」まだ昼間なんだけど、たまにはこんな日があってもいいんじゃないかな。結局2人とも夕方の5時まで寝ていた。せっかく丸1日一緒にいれる日だったのに…「明後日出発かあ」「準備もうできてますか?」準備といっても最低限のものしか持っていけないから、あんまり手間はかからないと思う。「なんか下着も柄物だめでさ~ わざわざ白とかベージュとかの探して買ったんだぜー」やっぱりそういうの厳しいんだ。そのあとも寝転がったまま話していたらいつの間にか8時になっていた。時間感覚が鈍いのか、それだけ楽しかったのか…どう考えても後者だね。1人寂しさを感じていると、突然律先輩が言った。「今日梓んち泊まる!」田井中家に連絡を済ませてきた先輩はまたふとんにもぐりこんできた。「おなかすきませんか?」「何か食べたいな」家にはちょうど買い置きのカップラーメンがあるし、それでいいなら…「梓の手料理食べたい」予想外の発言。私、料理はできません。「いつか食べさせてくれよな」「はい、いつか」夏休みにでも料理を覚えようかな。お湯を注いで待つこと3分。チーントースターの音と共にカップラーメンのふたがはがされる。「やっぱりカレーヌードルだな」「シーフードもおいしいですよ」ラーメン談義を交わしながら麺をすする2人はなんだか中年サラリーマンのようだ。「先輩…汁全部飲む気ですか?」「飲みたくないけど細かい具材の話聞いてから全部食べようと思ったんだよ」偉いけどあんまりマネしたくない。それから一緒にお風呂に入ったりもした。「おっキスマークまだ残ってんじゃん」嬉しそうに指をさす律先輩を見て私もどんな気分か知りたくなったから先輩につけようとしてみたけど、うまくつけられなかった。「梓へたくそ~w」初めてじゃ普通できませんよ。お風呂からあがって髪を乾かして…もうやることがなくなった。これでいちゃつくのに専念できる!「昼間寝ちゃったから全然眠たくないですね」「そうだな…誰だよ寝たの!」「お互い様です!」テレビを見ようかと思ったけど、特におもしろい番組もしていなかったのでつけただけでただのBGMになってしまった。「梓は将来なにになるんだ?」「一応ギタリストになりたいとは思ってます」まだはっきりと言い切れないけどこれ以外考え付かないかも。みんなどうやって決めたんだろう。「先輩はどうして自衛隊に入ろうと思ったんですか?」「いろいろあるんだよ! それよりのど乾いた」自分のことになると話してくれない。もどかしいな。「ごまかさないでくださいよ」「浄水器の水もらうね~」たぶんわざとその話題を避けてるんだろう。空気を悪くしたくなかったから私も他の話に切り替えた。「あっ今日付変わりましたよ」「私たちちょっとワルだな」いつもはしないことってわくわくする。「なあなあ、キスマークもっかい見せて」「いっ いやです」服を脱がしにかかりながらそう言われるとつい抵抗してしまう。「じゃいいや」でも嫌でやってるわけじゃなくて、反射っていうのかな。本当は脱がされても全然構わないんだけど……どう言ったらいいのか全くわからなくて、悩みぬいた挙句の一言。「えっ見ないんですか?」「嫌なんだろ」「先輩ならいいです」これが律先輩のスイッチだったらしい。急に無言になって私の服をはぎ取った。何度もされていることだけど、この少し乱暴な律先輩には慣れない。まじまじと私を見た後、「つけた時より薄いな」切なそうにつぶやいて、私の鎖骨の下に口をつけた。一瞬だけ針でつっつかれたような感触のそれは、私に先輩と一緒にいた印を残してくれた。「へへっ2個目だ!」得意げに言う先輩もかわいいな。「友達に自慢していいぞ!」「恥ずかしくてできません」でも、ずっと消えないでほしいとか思っちゃったり。「脱いだし勢いでまたしちゃう?」「ううっ…好きにしてください」にやにやしてる律先輩。自分からOK出すのは恥ずかしい。聞かずにやってほしかった。先輩のいじわる!どちらも荒い息の中行為にふける。変な言い方だけど、いつも1か所ずつしかいじられることがない。たいていは快感に喘ぐ私を上から律先輩が眺めてる感じ。「なあ、キスしていい?」「んっ…はい」片方は気持ち良くないから普通に話しかけてくるけど、されてる方は喋るのがつらいです。指は動かしたまま、口を口でふさいでくる。「あっ…んぅ」快感がさらに増したような気がして、つい律先輩にしがみつく。「梓、かわいい」普段言われないからか、一気に体温が上がってしまった。「りつ…せんぱいっ…!」ぎゅっと抱きしめると、律先輩も片腕で抱いてくれた。「せんぱい…んっ」先輩はすごくあったかくて、安心できる。「ごめんそろそろ限界」私たちの行為は先輩の腕が疲れるか、私が痛いと訴えたら終わる。どっちも男性経験はないから、それで満足できる。「はぅ…」余韻に浸りながら、2人でまったり。私を胸に抱いて髪をなでる手が優しい。「どうだった?」そしてまた私いじめが始まった。「どうでしょう」恥ずかしいからごまかす。「気持ちよくなかったかな…?」捨てられた子犬のような目で見てきた。私がいじめてるみたいじゃないですか。「すごく気持ちよかったですよ!」照れ隠しに声を張る。「えへへ」にやにやじゃなくってにこにこ。よくわからないけど本当に嬉しいんですね。いつの間にか2人とも眠っていて、起きたら朝の10時。そんなに疲れていたのかな。「そろそろ帰らないと」「明日出発ですよね」寂しいけど、私がぐずっても迷惑かけるだけだからあえて何も言わない。「寂しいか?」「…全然平気です!」私の悪い癖でつい虚勢をはってしまう。「私は寂しい」なんて言ったらいいのかわからなかった。「しばらくしたら、また会いにくるからな」「待ってます」「浮気するなよ」「先輩こそ」軽口をたたき合って、最後のお別れ。「よしよし、寂しくても泣くんじゃないぞ」「先輩こそ寮で泣いたりしないでくださいね」「それじゃ、またいつか」恋人にとっては長い長い別れだけど、あんまり湿っぽくならなくてよかった。あんまり連絡は取れないみたいだけど、公務員なんだからちゃんと休日くらいあるよね。帰宅をお見送りして、私の部屋に戻った。1人ってこんなに寂しかったかな。ピリリリ急に携帯が鳴った。電話の着信音。律先輩からだった。「もしもし」『一つ言い忘れた』「どうしたんですか?」『梓、大好きだぞー!』「私も…大好きです」なんでだろう、涙が出てきた。電話越しに小さく『ねえちゃんうるさい』と叫ぶ声が聞こえた。おしまい 戻る
https://w.atwiki.jp/83452/pages/9136.html
梓猫が、私に包丁を突き付けてきた。 最初は何をされているのか、全く分からなかった。 ただの冗談だと思ったが、梓猫の目がマジなのを見て、 「あぁ・・・ここで死ぬかもな・・・」 なんて考えた。 いつも道で見かけたら可愛がってやってるのに・・・ 律「あ・・梓猫・・取り合えず包丁をおろしてくんないかな・・?」 梓猫「・・・」フルフル こりゃダメだ。 あぁ・・・お父さん、お母さん、聡、先立つ不幸をお許しください。 さて、小便はさっき済ませたばかりだし、神様にお祈りも終わった。 後は、部屋の隅でガタガタ震えて命乞いすりゃ問題は無いって訳だ。 アーメン。 いや、私は仏教徒だけども。 律「梓猫、な、何が望みなんだ?」ガタガタ 梓猫「おかねください」 律「い、いくらくらいだ?」 梓猫「さんぜんえん」 拍子抜けした。包丁持って強盗してるのに三千円かよ・・・ でも、まだ刺されないとも限らない。 慎重に行かなければ。 律「あ、あぁ、三千円ならちょうど財布の中に入ってるぜ・・・」ゴソゴソ 律「ほ、ほら三千円だ」ピラッ 梓猫「かたいのもください」 これは私に運が向いてきたな・・・小銭は100円玉がいっぱいあるぜ。 ん?でも、梓猫のぷにぷに肉球でこんなに小銭持てるのか? つーか、お札持ってる梓猫可愛いな・・・ 律「小銭のことか?・・・結構多いけど持てるのか?その手で?」 律「で、何買うんだよ?」 梓猫「カリカリ。いっぱいかいたいです」 律「そっか。でもお店遠いぜ?一緒に行ってやろうか?」 梓猫「・・・おねがいします」 律「包丁は重いから置いておきなよ。後で取りにくればいいから」 梓猫「はい」 よし、まずは凶器の包丁をを手放させることに成功したぞ。 つーか、包丁が無ければこのまま押さえ込めるんじゃないか? いや、梓猫の爪は鋭いと聞いたことがある。 下手な抵抗はやめておこう。うん。 律「じゃ、行こうか?」 梓猫「はい」 律「・・・お腹空いたのか?」 梓猫「・・・はい」 律「いつからメシを食ってないんだ?」 梓猫「みっかまえから・・・」 律「そうか」 梓猫「ほかのねこがきて・・・えさが・・・」 律「・・・もうすぐ美味い飯が食えるからな」 梓猫「はい!」 ちくしょう。可愛いやつめ。後でちょっとだけ肉球を触らせてもらうか。 店員「らーしゃいませー」 律「どのカリカリがいいんだ?」 律「あ、ウェットもあるぜ?」 梓猫「う~ん・・・カリカリにする」 律「お。わかった」 梓猫「・・・」ジーッ 梓猫「・・・・・・」ジーッ 梓猫「まぐろたっぷりのこれもいいな」 梓猫「おにくがはいってるのも・・・」 梓猫「う~ん」 包丁を付き付けてきたくせに、こんなことで悩むのかよ・・・ あーもう、じれったい。 律「悩むなよ、全部買えばいいんだから」ヒョイ 梓猫「・・・ありがとうございます」 店員「お会計はーになりやーす、あーっしたー」 律「カリカリいっぱい買えて良かったな」 梓猫「はい」フラフラ 律「カリカリ重いだろ?それずっと持って歩くのか?」 梓猫「・・・重たいです」 律「貸せよ」ヒョイ 律「私ん家に置いとけばいいぜ?好きな時に取りにくればいいから」 梓猫「・・・はい」 律「家ついたらどうする?もう外寒いよ?今から帰るの?」 梓猫「・・・」 律「私の家に泊まるか?」 梓猫「・・・そうします」 新しい同居人の誕生だな。名前は何にしようか。梓猫と呼ぶのは他人っぽいしなー・・・ あず・・・あずにゃん。うん。これだわ。 これからは君はあずにゃんだ。 よろしく。あずにゃん。 End 元ネタ 見てくれてありがとう。 有名コピペだけど、ネタ元だけ貼っておく 出刃包丁持った猫が、俺に包丁突き付けてきた 猫「おかねちょうだい」 俺「お金?いくら?」 猫「さんぜんえん」 俺「いいよ。はいどうぞ」 猫「かたいのもほしい」 俺「小銭のこと?全部持てるかな?」 俺「何買うの?」 猫「カリカリ。いっぱいかう」 俺「そっか。でもお店遠いよ?一緒に行く?」 猫「…いく」 俺「包丁は重いから置いておきなよ。後で取りにくればいいから」 猫「うん」 俺「カリカリいっぱい買えて良かったね」 猫「うん」 俺「重いでしょ?それずっと持って歩くの?」 猫「…重いの」 俺「家に置いとく?好きな時に取りにくればいいじゃん」 猫「…うん」 俺「外寒いよ?帰るの?」 猫「…」 俺「泊まる?」 猫「…そうする」 10
https://w.atwiki.jp/tesu002/pages/2136.html
校庭 梓「いないですね…いつもはここでドンパチやってるのに」 陰毛澪「梓…もう少し優しく握ってくれ…体が締め付けられるように痛い」 梓「ガマンしてください。これでも落ちるか落ちないかのギリギリのラインで抑えてるんですから」 陰毛澪「せめて梓の髪の毛に植毛するとか…」 梓「嫌です。澪先輩、15cmくらいのちり毛じゃないですか」 紬「私も金髪だからだめね」 陰毛澪「わかったよ…」 梓「しかたないですね…私のまつ毛に一緒につけといてあげます」 陰毛澪「梓ぁ~」ウルウル 紬「なんだかんだで梓ちゃんは優しいわねえ」 梓「なっ…は、はやく次に行きましょう!次!」 紬「うふふ」 陰毛澪「ムギ、ポッケから溢れんばかりの消しゴムがこぼれおちてるぞ」 梓「溢れんばかりというか溢れてます」 スネア内 律ベース「ハァッ…ハァッ…!」 ドラム「どうした?先ほどまでの勢いは」 律ベース「く…そお…数が多い…」 ドラム「そろそろ終焉と行こうか…律よ」 律ベース「ぐ…」 律ベース「(ちくしょう…これだけの数が相手じゃ勝ち目がない…)」 律ベース「("あれ"をやるか…?いや、あれは体への負担が大きい…)」 律ベース「(でも…このままじゃやられる!)」 律ベース「(私は軽音部の部長だ…ここでやられるわけにはいかない…!!)」 律ベース「…よし」 回想 律「あー熱さがらねー…」 ??「(つ…えるか…りつ)」 律「!?なんだ?頭の中から声が…」 ??「(わた…なま…は……ザベス……)」 律「(声がはっきり聞こえてくる…)」 ??「(私の名前は…エリザベス…)」 律「エリザベス!?お前は…澪の…?」 エリザベス「(そうだ…律…お前に伝えたいことがある…)」 律「澪に伝えろよ、澪に」 エリザベス「(奴は…駄目だ)」 律「そうか」 エリザベス「(もしお前が命の危機に瀕したときは…私のペグを巻くのだ)」 律「なぜだ?」 エリザベス「(しかし巻きすぎると…お前の体にまで影響が及ぶ)」 律「…」 エリザベス「(弦が切れない程度に巻くのだ…)」 律「わかった」 エリザベス「(そうか)」 律「ああ」 ―――――― 律ベース「エリザベス…あれは本当だろうな」 律ベース「信じるぜ…お前を!」 ドラム「どうした、気でも触れたのか」 律ベース「見せてやるよ…部長の底力を!!」 グググッ… ドンッ ドラム「…!?」 律ベース「本番は…これからだ」フッ ドラム「な…!どこだ…!」 バキッ ドラム2「ぐ…はあっ」ガク ドラム「!?くそ…見えぬ…速すぎる!!」 ゴッ ドラム3「がは…」ガク ドスッ ドラム4「うぎゃ」ガク ドラム「く…くそ…」 律ベース「ふう」ザッ ドラム「なんという…事だ…」 律ベース「へんっ!」 律ベース「(思ったより体への負担が大きい…長期戦はキツイかもな)」 3年教室 紬「ここにもいないわね…」 陰毛澪「律ならここにきそうだけど…ここでもなかったか」 梓「まあここ先輩達の隣のクラスですけどね」 紬「大丈夫よ、梓ちゃんこうやって…」 パチッ ドゴーン 梓「3年1組から3年3組までが合同クラスになりましたね」 紬「でしょー♪」 梓「あーあ、どうするんですか後ろの人たち」 陰毛澪「黒板が見えないな…」 梓「そうじゃなくて、先生の話が聞こえないって事ですよ」 紬「黒板なんてめがねをかければ誰でも見えるものね」 陰毛澪「あ、そうか…ごめん」 梓「もういいですよ。澪先輩にも悪気はなかったわけですし」 梓「少し歩き疲れました…全裸になってきますね」 紬「あ、私も行く~!」 梓「はい、じゃあいっしょに行きましょうか」 廊下 梓「それにしても今日は律先輩、長引いてますね」 紬「ええ…カチューシャが外れていないか心配だわ」 梓「そうですね…」 紬「りっちゃんのおでこに……え?」 梓「どうしたんです?ムギ先ぱ……!?」 紬「あれは……」 梓「……ギー太……!?」 紬「ど、どうして…!?ギー太は唯ちゃんと失神してたはずじゃ…」 梓「来ますよ!ムギ先輩!」 ギー太「」ビュンッ 梓「は、速い!」 紬「梓ちゃん!後ろよ!!」 梓「くっ…ああん!」ズプッ 紬「梓ちゃああああああああん!!」 ギー太「」パンパンパンパンパンパン 梓「あん!ああああああああああっ!」ガクガク 紬「なんて速いピストン運動なの…!1秒間に2000回は突いている…」 梓「あは…いぐううううううううううううう」ビクッビクッビクッ 紬「まずいわ…梓ちゃんは既に15回イっている…このままではいけない!」 紬「こうなったら…この技で…っ!!」 パチッ ドシュッ ヒュンッ 紬「なっ…ピストン運動のスピードを調節しておちんちんとおまんこの間をすり抜けさせた!?」 ギー太「」パンパンパンパンパンパン…ブルルッ 梓「あ…あ…」ビクッビクビクッ 紬「ギー太が絶頂に達しそうだわ…梓ちゃんが…梓ちゃんが…」 紬「……」 紬「これしか…ないわよね」 紬「梓ちゃん…絶対に守ってあげるからね!!」ダダッ 紬「ギー太ああああああああああああああああ!!」 ギー太「」パンパンパンパンパンパン 紬「梓ちゃんっ!」ドンッ 紬「(よし!梓ちゃんのおまんこからギー太のおちんちんが抜けた!後は…!)」 紬「あなたの相手は私よ!!」ヌプッ! ギー太「!」ブルルッ 紬「(みんな…今までありがとう…)」 ギー太「」ドクン!ドクン! 紬「」ガクガク 数分後 ギー太「」ガクガク 紬「」ガクガク 梓「…ん…ここは…?はっ!ムギ先輩!」タタッ 紬「」ガクガク 梓「ムギ先輩っ!ムギ先輩っ!!」 梓「どうして…どうしてこんなことに…!!」 ギー太「」ビンッ 梓「!!ギー太…」 ギー太「」ビーン 梓「また勃起して…もう…駄目…」 ギー太「」ヌプッ 梓「ああん!(ごめんなさいムギ先輩…私ももう…)」 ??「待って!!」 梓「(だ…れ…?)」 スネア内 ドラム「驚いた…どうやって一瞬のうちにここまで強くなったのだ?」 律ベース「へんっ!教えてやるもんか!」 ドラム「フッ…確かに…もし外界ならば私はとっくに負けていただろう…」 ドラム「だがな…」 ヌッ ヌッ ヌッ ドラム「ここは私の体内だということを忘れるな…分身などいくらでも生み出せる」 律ベース「何人だってかかってこいよ!ぶっ飛ばしてやる!!」 律ベース「(さて…あとどのくらい持つか…)」 ドラム「そうだ…もう一つ言い忘れていた…」 ドラム「私は自分の体内にいるときのみ、特殊な技を使うことができる」 律ベース「はっ!どうせシンバルを投げるとかそういう類の技だろ!!」 ドラム「フッ…見るがいい…」 ビビッ…ビビビ 律ベース「なんだ…!?バスドラがとんでもない光を放ってる…!」 ドラム「この光は"ドラミング粒子"。これを一点に集中し放つことによって想像を絶する破壊力を持つ攻撃ができる」 律ベース「なに…!」 ドラム「くらえ…」 ビッ…! 律ベース「……っ!!」 廊下 ギー太「」ピタッ ??「いい加減にして!ギー太」 梓「ゆ…い…せんぱ…」ガクッ 唯「あずにゃん!!」タタッ 唯「あずにゃん…そこに倒れているのは…ムギちゃん!?」 唯「ギー太…どうしてこんなこと…」 ギー太「」ザッ 唯「ギー太…目を覚まさせてあげるから!!」 唯「むったん!!」 むったん「」ビュッ! 唯「ごめんね…むったん…あずにゃんを傷つけてしまって」 唯「もう…だれも傷つけさせない!!」 唯「力を貸して…むったん」 むったん「」ザッ! 唯「合体!!」 ギー太「!」ヒュッ 唯「体が軽い…ギー太の動きが目で追える…むったんの力のおかげだね…」 ギー太「」サッ 唯「私のおまんこにおちんちんを入れようとしてる…空気の流れでわかる…」 ギュッ ドピュッ ギー太「!?」ビクンビクン 唯「光速を超えるスピードでおちんちんをしごいただけだよ。ギー太」 ギー太「」ビクッ…ヒュンッ 唯「無駄だよ、ギー太。むったんの怒りは抑えられないよ」フッ ギー太「!!!!」ビクンビクンビクン 唯「目を覚まして…今までどおりに…戻ろう?」 シコシコシコシコシコシコ ギー太「!!……」ガクガクガク…バタッ 唯「…ふう」タッ 唯「あずにゃん!ムギちゃん!」 唯「よかった…まだ息がある…」 3
https://w.atwiki.jp/tesu002/pages/2135.html
ドラム「」カサカサ 律「おい、待てよ!待てってば!」タタッ 梓「またですか…どれだけ走れば気が済むんですか…まったく」 律「そんなこと言ったってしょうがないだろー!!」 澪「しょうがない、今日の練習はここまでにしよう」 唯「じゃあ私は先に帰るね!ギー太といちゃいちゃするんだ~」 紬「あら、昨日もお楽しみだったんじゃなかった?」 唯「うん、でもギー太、イった後なのにすぐまた勃起するんだよ~」 澪「まったく…唯もほどほどにな」 校庭 律「はぁ…はぁ…待てったら…」 ドラム「」カサカサ 律「はぁ…はぁ…」 ドラム「」ピタッ 律「やっと…止まった…こんにゃろー!」バッ ドラム「」シュンッ 律「き、消えた!?」 律「どこだ!?」 ドラム「」シュッ 律「う、後ろか…ぐっ!!」 律「何て体当たりだ…体が動かない…」 ドラム「」クルクル 律「シンバルを…どうするつもりだ…!」 ドラム「」ビュン 律「っ…が!」ズバッ 律の頭「」 律の体「」ビクンビクン ドラム「」カサカサ… 唯の家 唯「ギー太…はぁ…はぁ…もうだめ…んっ!あん!」 ギー太「」ズチュッズチュッ 唯「待って…イキすぎておかしくなるから…あぁっ!んんんんんっ!」 ギー太「」パンパンパンパン 唯「やばいやばい…んっ!んっ!またイっちゃう…ああああああ!」 ギー太「」ブルッ ギー太「」ドクッドクッ 唯「はぁ…はぁ…腰が痙攣…する…」 唯「ってギー太、また勃起してるじゃん!!もうダメだってばぁ!」 ギー太「」ビンッ 唯「…あはっ」 翌日 律「でさードラムの奴がまだ見つからないんだよ…」 梓「おかしいですね、いつもは次の日には戻ってくるのに」 澪「まったく…今日も練習できないじゃないか、馬鹿律!」 律「悪かったってー…まあどっちにしてもこの体じゃドラム叩けないけどな!」 紬「体って言うか首ね」 唯「あはっ…ギー太ぁ♪」 律「お前は昨日も盛ってたのかよ…」 梓「ギターケースに入ってても勃起してるのがわかりますね」 紬「ギー太は絶倫だものねえ」 澪「しょうがない奴だな…唯は。あと律、お前どうするんだよその体」 律「澪のベースにくっつけてくれよ」 澪「なんでだよ…」 律「いいだろー!せめて自分で歩けないとどうにもならないからな」 澪「ったく…今回だけだぞ」 律「さっすが澪ちゅわん!」 カチッ 律ベース「ふう、やっと動けるようになった」 澪「ちゃんと他の体探しとけよなー」 律ベース「わーってるわーってる!」 ドラム「」チラッ 律ベース「あっ!てめえー!!」ダダッ 澪「お、おい!律!私のベース!!」 唯「ギー太…もうガマンできないよぉ」 ギー太「」ビーン 唯「いいよ…きて」 ギー太「」ヌチュッ 唯「あん♪」 紬「あらおっきい」 紬「私も遊ぼうかしら」 梓「ムギ先輩、鍵盤の上に消しゴムを乗せて勢い良く飛ばす遊びをやめてください」 講堂 律ベース「へっへっへ…やっと追い詰めたぜ…」 ドラム「」シュッ 律ベース「遅い!」ヒュン ドラム「」キョロキョロ 律ベース「後ろだ」 ドゴッ ドラム「」ボタボタ 律ベース「どうした?血が出てるぞ?」 ドラム「」カサカサ 律ベース「逃がすかよ!」ダッ ドラム「」ピタッ 律ベース「どうした?急に止まって…もう諦めたのか?」 ドラム「」 律ベース「どうやらやっと私に叩かれる気に…え?」 律ベース「これは…結界!?お前…いつのまにこれを…」 ドラム「」シュウウウ 律ベース「ドラムのスネアに吸い込まれる…!?」 ドラム「」シュウウウウウ 律ベース「ぐ…くそおおおおおおおおおおおお」 … … … 唯「」ビクッビクッ ギー太「」ヌチュヌチュ 梓「あちゃー唯先輩完全に気絶してる」 紬「…」ピンッ ドガーン 梓「ムギ先輩、消しゴムで天井を破壊しないでください」 紬「梓ちゃん静かに!もうすぐ新しい技が生まれそうなの!」 梓「可愛いこと考える人だな…」 紬「はっ!思いついたわ!キーボードのスイッチを入れる勢いで消しゴムを飛ばせば…!!」 梓「頑張ってください」 澪「ベースがないと暇だ…」 律ベース「んっ…いたた…」 律ベース「ここは…?」 ドラム「私のスネアの中だ」 律ベース「そうだった」 ドラム「この中ではお前などダニのように小さな存在だ」 律ベース「言ってくれるぜ!お前だって見た目は全然変わらないじゃないか!」 ドラム「どうかな」フッ 律ベース「スピードなら負けないぜ!」ヒュッ ガガガッ ドンッ シュッ ザザッ ドラム「なかなかやるではないか」 律ベース「へんっなんたって澪のベースが体だからな!」 ドラム「先ほども言ったが、ここは私のスネアの中だ」 律ベース「それがどうした!」 ドラム「つまり、ここは私の体内…いわば素敵空間だ」 ドラム「これの意味するところがわかるか?」 律ベース「知るか!」 ドラム「フフフ…百聞は一見にしかず。こういう事だ」 ヌッ ヌッ ヌッ 律ベース「何!?ドラムが大勢現われた…」 ドラム「1人では互角だったが…この人数を相手にできるかな?」 律ベース「くっ…」 部室 梓「遅いですね…律先輩」 澪「探しに行こう!」 梓「なんで澪先輩は全裸なんですか」 澪「暇だったから…」 梓「まあ暇でしたね」 澪「だろ?しょうがないよな!」 梓「まあしょうがないっちゃしょうがないです」 澪「よし!じゃあ律を探しに行こう!」 梓「ですって、ムギ先輩」 紬「できた…」 梓「何がです?」 紬「新しい技よ!」 梓「へえ…どんなのです?また消しゴムを飛ばす技ですか?」 紬「違うわ…今回のは一味違うのよ」 紬「こうして消しゴムを電源スイッチにあてがって…」 紬「勢い良く電源をONにするの!」 パチッ ドシュ 紬「どう?すごいでしょ?♪」 梓「まあすごいですけど結局消しゴム飛ばしじゃないですか」 梓「部室の半分が消し飛んで風通しが良くなっちゃったじゃないですか、おお寒い」 紬「私の手、あったかいの~」 梓「あ、ほんとだ…あったかい」 紬「でしょ~♪」 梓「まあ許してあげます、あと澪先輩を消し飛ばさないでください。消しゴムだけに」 紬「あら?澪ちゃんいたの?」 梓「はい、さっきまで」 紬「あらあら」 澪「いや今もいるから!」 梓「陰毛が喋った」 陰毛澪「ムギ、悪ふざけもほどほどにしろよ?」 紬「ご、ごめんなさい。つい楽しくなっちゃって」 陰毛澪「とにかく、律を探しに行こう!」 梓「そうですね」 数分後、部室 唯「」ガクガク ギー太「」ガクガク ガチャ 憂「おねえちゃーん」 憂「またギー太と…」 憂「そして全裸…」ドキドキ 憂「ちょっとだけ…ならいいよね」ドキドキ 唯「」ガクガク ギー太「」ガクガク 憂「はぁはぁ…お姉ちゃん、お姉ちゃん」ペロペロ 憂「お姉ちゃんの匂いがするよぉ…おねえちゃあん…」ピチャピチャ 憂「お姉ちゃんのギターケース…すごくいい匂いだよぉ…」グチュッ 憂「んっ…あ…きちゃう!ギターケース舐めながらイッちゃう!!」 憂「っ……!!んっ……!!」ビクッビクッ 憂「はぁ…はぁ…」 憂「…」 憂「お姉ちゃんごめんね、変態な妹で…お姉ちゃんのギターケースでオナニーする妹で…」 憂「お姉ちゃん風邪引いちゃうよ…服着せてあげるね」 ゴソゴソ 憂「よしっと…」 憂「帰ろう 2
https://w.atwiki.jp/25438/pages/282.html
律「逃げろー!」 紬「きゃー!」 梓「なんで逃げるんですか!」 律「梓がおかしくなった!」 梓「おかしくないです」 律「じゃあさっきなんて言ったんだ?」 梓「律先輩らびゅらびゅです」 律「みんな逃げろー!」 紬「きゃー!」 梓「だからなんで逃げるんですか!」 律「いくのだ唯!梓を正気に戻すんだ!」 唯「合点だいりっちゃんおやびん!」バッ 紬「なんて完璧なルパンダイブ!」 唯「あずにゃーん!」 梓「……」スッ 唯「ぐはっ…!」 律「くそぅ!受け止めるのではなく受け流すとは…」 唯「ごめんねりっちゃん…私はここまでみたい…」 律「諦めんなバカヤロー!お前はこんなとこでやられる奴じゃないはずだ!」 梓「唯先輩に構っている暇はないんです…」ゴゴゴゴ 律「ひっ」 唯「そんな…あずにゃん!私にはもう飽きたっていうの!?」 梓「最初から唯先輩とはなにもないです」ムギュッ 唯「あふんっ」 律「キ、キッサマー!唯を踏んづけるとは…」 紬(でも上履き脱いで靴下も脱いでから踏んづけるなんてむしろご褒美だわ) 律「気持ちいいのか唯…?」 唯「新しい世界に羽ばたけそうだよ…」ムギュムギュ 梓「私は回りっくどいことは好まんのです!」 梓「ただ律先輩があいらびゅーなんです!」 律「ぎゃー!誰かあのチビッ子を止めろぉー!」 澪「私に任せろ律…」 律「その声は澪しゃん!」 澪「律らびゅーだと…?笑わせるんじゃない小娘が」 梓「ふん!笑われようとなんと私はかっこかわよい律先輩がらびゅらびゅなんですー!」 律「澪!頼むからそのちっこくて可愛い奴を黙らせてくれー!」 紬(ちょっと靡いてるじゃないの) 澪「いいか梓。律には私という未来の伴侶がいるのだ。お前の入り込む余地はない」 梓「このばかもの!それは律先輩が決めることじゃないですか!」 澪「ハッ!律が私より梓を選ぼうなどと本気で考えてるヨロシ?」 梓「私…律先輩の為ならなんだってやったる所存ですから!ガチで!」 澪「結構!ならば律!私と小娘、どちらを選ぶのか聞かせてもらおうではないのよ!」 梓「律先輩!」 紬「りっちゃんなら逃げたわ」 澪「おのれ律!」 梓「律先輩がいないんじゃ話にならんのです」 澪「そうだな。この話はひとまず預けよう」 紬「じゃあお茶にしましょうか」 澪「そうだな。律がいないんじゃ練習もできない」 梓「仕方ないですね」 紬「ほら唯ちゃん。いつまでくたばったフリしてるの?起きて起きて」 唯「もぉ~突っ込むの遅いよ~」 紬「ごめんね。あまりにも突っ込んでくださいと言わんばかりのわざとらしさだったから」 澪「で、唯はそろそろ上達したのか?」 唯「ひどいよ澪ちゃん。私だって大分上手くなったんだからね。ねーギー太!」 梓「私も唯先輩の練習にはよく付き合ってますから大丈夫ですよ。心配する気持ちはわかりますが」 唯「もうあずにゃんったら~」ハグハグ 梓「も、もう…すぐ抱きつくのやめてくださいってばぁ~」 紬「うふふ…唯ちゃんと梓ちゃんは大の仲良しね。羨ましいわ~」 唯「ムギちゃんにもぎゅー!」 紬「きゃっ♪」 澪「まったく唯ったら…」 律(………………なんだよこの空気は) 律(私がいないとわかってからのこの和やかな空気…) 律(梓と澪なんかさっきまで一触即発な感じだったじゃないの) 律(それがすぐに仲良しこよしになるだなんて…) 律(こいつらりっちゃん様をからかいやがったな!?許せん!) 律(なにがらびゅらびゅだ!突然あんなこと言うからビックリ仰天シチャッタじゃねーか!) 律(梓のばーか!お前なんかよりも私の方がお前のこと大好きだもんねー!アッカンベ!) 紬「あ、今日のケーキはね…」ゴソゴソ 律(ケーキ…!?)ガタン 唯「あれ?今誰か机蹴った?」 澪「いや?」 梓「蹴ってないですけど」 唯「おっかしいな…今机が動いた気がするんだけど…」 紬「きっと気のせいよ」 梓「ですね」 唯「んー…でも確かに動いたんだけどな…」 梓「私たちが蹴ったんじゃないとすると…」 澪「ひっ!や、やめてくれよ…」 紬「もういいじゃない。そんなことよりもケーキを…」 唯「いや!机が動いた理由を追究するのが先だよ!」 律(お前どんだけ机動いたの気にしてんだよ!やめろよやめて!りっちゃん見つかっちゃうじゃんか!)カタカタ 梓「あれ…?確かにカタカタ動いてるような…」 唯「でっしょぉー!?やっぱ動いてるっしょぉー!?それ見たことかっ!」 澪「ひぃっ!?机が勝手に動くなんて……摩訶不思議」 唯「ふぅ…机が動いたってみんながわかってくれたから満足だよ。ケーキ食べよう」 梓「いや…机の下になにかいるのかを確かめるべきだと思うんですが」 紬「それは困る」 梓「えっ?」 紬「頼むから見ないで確かめないでいじわるしないで。紬からのお願い」 梓「ムギ先輩が頼むんなら仕方ないですね」 澪「え…も、もし潜んでるのがスカートの中身…いわゆるシマシマパンティーを覗いてる変態お馬鹿さんだったらどうするんだよ…」 唯「シマシマは澪ちゃんだけだよ」 紬「もうその話は地平線の彼方へとすっ飛ばしなさい。それよりケーキなににするぅ?」 唯「私黄色いの!」 澪「じゃあ私はピンクいのな」 梓「じゃあ私は茶褐色のをお願いします」 紬「じゃあ私は焦げ緑色のね!」 澪「残った律の分はどうするんだ?」 紬「特に理由はないけど、私が今座っている椅子のがに股になるとちょうど空くスペースに置いておくわ」 澪「なんでそんなことすんの?」 紬「私を…信じて」 梓「ムギ先輩が言うなら信じましょう」 律(おや…?なにやらムギががに股になり始めたぞ?) 律(何やってんだムギよ。女の子がはしたないカッコを…ってシマシマパンティーが見えてるじゃないか) 律(と思ったら椅子の空いたスペースに金色のケーキを置いたぞ) 律(何故…?まさかムギは下のお口でケーキ食べるつもりか?) 律(うら若き乙女にそんなことさせてたまるか!このケーキは私がたいらげる!ガッツガッツガッツン!) 紬「ふはっ…」 澪「どうしたムギ?」 紬「い、いえ…問題ない」 紬(りっちゃんの鼻息が…太ももの内側に当たるっ!くせになる!) 律(ふぃー…ムギのケーキは相変わらずおいちぃ。私は満足ですのことよ) 唯「ごちそうサマンサ」 澪「しっかし律のあんちくしょう遅いな」 梓「もう帰ったのでは?」 梓「はぁっ!?なんでよっ!?」ガタッ 澪「ふざきんな!律とおてて繋いで帰ってないのにお別れだなんてひどいなんてもんじゃないんだよ!」ガタッ 紬「プッ」 唯「りっちゃんったら一人で帰っちゃうなんてぇ…明日とっちめてやるよ」 律「え?」 唯「延髄に手刀を秒間二十発打ち込んでやることをここに宣言するよ」 律「ちょっと、ヤメテよ」 澪「律の声がキコエタ」 唯「え?でジマ?」 律「やべっ声が出ちゃった」 澪「またキコエタ」 律「やべべっ声が出ちゃったって声が出ちゃった」 澪「ソコダァーッ!」ガバンバッ 律「そこだって言っておいてなんでお前もがに股になるんだよ」 唯「あーっ!りっちゃんめーっけ!」 律「チッ!見つかった!」 梓「あわわわ♪りちゅ先輩…♪」 紬「シット…これからあわよくばりっちゃんに太ももの内側を舐めさせようと算段をつけていたのに」 律「なんで太ももの内側ばっかり」 紬「あなたにだけ性感体」 律「バレたからには仕方たねぇな!梓!テメェだけは許さねぇ!」 梓「お尻でも叩いてくれるんですか?」 律「お尻を叩いてやる…ってえぇ!?なんでわかったの!?」 梓「好きなんですよ。叩かれるの」 律「バカヤロー!自分を大切にしろー!」 澪「律!今度こそはっきりしてもらうぞ!私と梓、どっちが 律「そんなことより澪。またお前の1発芸が見たくなったんだが」 澪「なに!?また見たくなったのかよ!?も~律は欲しがりさんなんだから~!ちょっとは我慢強くなったらどうなんだ!?」 澪「だがしかし律が頼むならしょうがない。見せてやろう」 澪「……!………っ!!」ガクーン 唯「これってどんな1発芸なの?」 律「気絶」 律「よし…邪魔者もいなくなったところで…」 澪「」←邪魔者 律「梓ゥ!テンメェりっちゃんからかってなに企んでんだアァン!?」 梓「んはっ!いきなり喘がないでくださいよ律先輩!胸キュンして心の臓が口から飛び出そうです!」 律「喘いでねぇよタコ!」 梓「企んでるもなにも、私はただ律先輩らびゅーなだけですけど?」 律「や、やめ…やめろよ!そんなこと言われると恥ずかしくて顔がほんのり赤くなるだろ!」 唯「がっつり赤くなってるよ」 律「がっつりは言い過ぎだよ!」 梓「律先輩」 律「なんだァ!!」 梓「らびゅらびゅらびゅー」 律「あふん…」 紬「りりりりっちゃん!大丈夫!?」 律「はぁ…はぁ…こ、こんのぉ…あずにゃんきゃわわがぁ…っ!」 紬「あぁ…ついにりっちゃんがあずにゃん萌えに…」 唯「やめてよあずにゃん!りっちゃんにひどいことしないで!」 律「ゆ、唯…お前…」 唯「りっちゃん…私はね?あずにゃんに歯向かって生足で踏んでもらいたいんだよ?」 律「そんなこと言うなよ…お前…」 梓「ドキャーガレェです!」ムギュッ 唯「そこっ」 律「くそ…唯がやられた…」 紬「……!ここは…私に任せて逃げて…りっちゃん…」 律「なっ…ムギ…」 律「わかった!じゃ!」 紬「ちょっと!あっさりすぎるよりっちゃん!」 梓「ふふ…私に勝てると思ってるんですか?ムギ先輩…」 紬「私は約束したの…りっちゃんを必ず守るってね…そして…」 紬「私がもしも生きて帰れたら…りっちゃんの元へ再び帰ってこれたのなら…」 紬「結婚しようってね…!」 梓「嘘をつくなぁ!」 紬「私の妄想を否定するなぁ!」 唯「妄想じゃん」 梓「あなたのことは尊敬してました…しかしそれも今日までです!」 げん こつ 梓「うわぁーん!やられたぁー!」 梓「ひーん!くひーん!」 唯「な、泣かないであずにゃん…君は泣き顔よりも笑った顔の方が美しいよ」 梓「ダマラッシャァ!」ムギュッ 唯「きゃんっ!」 梓「ひひーん!くひひーん!」 紬「あらあら…2割程度の力でぶん殴ったのに…」 唯「あずにゃんさすがに雑魚過ぎだよ」 梓「うっせー!しねー!ばーか!」 梓「…………グスン」 梓「ごめんなさい…嘘です」 唯「罵ってくれた方がいいのに…」 梓「ポロポロポロポロポロポロ」 紬「困ったわね…泣き止まないわ」 唯「あずにゃん…」 律「どうした梓!?大丈夫か!?」 唯「りっちゃん!」 紬「私のりっちゃん!」 梓「私だけのりっちゃん!」 律「じゃかーしいわアホ共」 梓「ど、どうして来てくれたんですか…?私ったら一方的に律先輩を困らせたのに…」 律「バカヤロウ…困らせていいんだよ…お前は私たちの大事な後輩なんだからよぅ…プハー」 梓「律先輩…」 唯「どうしようりっちゃんの顔が劇画チックに見える」 ※未完 戻る
https://w.atwiki.jp/83452/pages/6681.html
澪先輩… 澪「梓…あのな…よく聞いてくれ」 梓「え?」 なに? なにがあったの? 律先輩は無事…? それとも… 澪「…さっきお医者さんから聞いたんだ。律は……死んだ」 梓「……」 私の思考が一瞬停止した。 澪先輩がなにを言ってるのか分からなかった。 梓「澪せ…」 澪「死んだんだ。頭の打ち所が悪くて…」 梓「…嘘」 澪「梓…」 梓「嘘ですよね?嘘って言ってくださいよ」 澪「……」 梓「澪先輩らしくないですよ、私をからかうなんて」 澪「……」 梓「澪先輩…嘘って言ってくださいよ!!」 澪「……」 澪先輩はなにも答えてくれなかった。 私はまだ澪先輩の言葉が信じられない。 病室に入る。 自分自身の目で確かめに行くために。 律「……」 梓「律先輩…」 病室では律先輩が目を閉じてベッドの上で寝ていた。 本当に死んでいる…? 梓「律先輩…起きてるんですよね?…起きてくださいよ」 律「……」 先輩は反応しなかった。 まさか…律先輩が… 梓「……」 先輩の手を握った。 まだ温かい。 これで本当に死んでいるなんて… 事実を知ったら泣き崩れると思っていた。 だが今は嘘みたいに冷静な自分がいる。 どこかが麻痺したような感覚で…涙が出るわけでもない。 梓「……」 律「……」 私はベッドの横にあるイスに座った。 律先輩の手を握りながら。 梓「律先輩、私…謝りたかったんです。ずっと…」 律「……」 不思議と言葉が出てきた。 さっきは緊張でろくに話せなかったのに。 自分でも違和感を感じるぐらいだ。 梓「私…律先輩のこと嫌いだなんて言いましたけど…」 梓「全部嘘だったんです…」 律「……」 梓「本当は強がって…純の前で嫌いって言っただけなんです」 梓「私…自分の気持ちを他人に伝えるのが下手糞で、どうしようもなくて…」 律「……」 梓「それでいてひねくれているから、自分自身にまで嘘ついちゃって…」 律「……」 梓「さっき大バカ野郎って言ったのも嘘です。つい緊張しちゃってそんな事しか言えなくて…」 律「……」 梓「ごめんなさい。私のほうこそ大バカ野郎ですよね」 梓「私なんて嘘つきで、臆病で、強がりで、根性なしで、うるさくて、不器用で、可愛くなくて…」 律「……」 梓「律先輩に好かれる後輩になりたかったんですけど…結局ダメでした」 律「……」 梓「律先輩…本当は私、あなたの事が好きでした。大好きだったんですよ」 梓「先輩や部活の仲間としてではなく…一人の女性として」 律「……」 梓「…そんなこと言っても信じてくれませよね…」 律「……」 梓「律先輩…」 それからすぐに、律先輩との思い出が頭の中に鮮明に蘇る。 初めてあった時、元気そうな人だと思った。 合宿、初めてのライブ、夏フェス。 そして軽音部での日々… そんなに一緒にいたわけではない。 でも、ずっと見ていた。 律先輩のことずっと見ていた。 そして律先輩と一緒に過ごした時間が私にとってどれほど大切なものだったか、思い知らされた。 けど、もう律先輩は動かない。 話しかけてくれない。 からかってくれない。 あの笑顔を見ることはもう…ない。 律先輩は死んだ。 梓「……」 律「……」 急に涙がでてきた。 止まらなくなった。 梓「律…先輩…」 こんなことなら、もっと優しく接するべきだった。 自分に素直になるべきだった。 後悔の念が私を襲う。 余計に涙が出てきた。 梓「りつ…せんぱぁい…」 律「……」 梓「死んじゃイヤだよぉ…」 律「……」 梓「ごめんなさい……ごめんなさいぃ…」 律「……」 どれだけ謝っても律先輩は答えてくれない。 私は絶望する。 梓「……」 律「……」 梓「律先輩…最後に…キスしていいですか?」 律「……」 梓「お願いです…一生の思い出にしたいんです」 律「……」 梓「いいですよね…」 これで最後だ。 律先輩に触れるのも。 これで最後になる。 私は先輩の唇に軽く口づけをした。 これが律先輩との最後の思い出… 一生忘れないと心に誓う。 梓「律先輩…天国でも幸せになってくださいね」 律「…………まだ死んでねぇです」 梓「………え?」 律「……」 目の前の先輩は目を開けてこちらを見ている。 顔は真っ赤だ。 梓「……」 律「……」 梓「……」 律「……」 梓「……」 律「…て、てへっ☆」 梓「きゃっ…きゃあぁぁぁぁあああああっ!!ゾンビいぃぃぃぃいいいいいっ!!!」 律「ち、違えよ馬鹿っ!!最初ッから生きてるわい!!」 梓「なっ、ななななんでぇ!?」 律「だから死んでねえって言ってんだろ!頭うったくらいで私が死ぬか!!」 梓「えっ…えぇっ!?」 律「ったく…」 梓「あっ、あの…ちなみに…ずっと起きてたんですか…?」 律「ま、まぁな」 梓「私が部屋に入ってきたときも…?」 律「まぁ…な…」 …え? じゃあ私が今まで話してたこと全部聞いて… 梓「……」 律「……」 梓「う…うわああぁぁぁっ///」 律「ど、どうした梓!?」 梓「死ねっ!!死んで全部忘れちゃえぇぇっ!!」 律「できるかぁ!!」 梓「うわあぁぁああん!!何で言ってくれなかったんですかぁ!!」 律「い、言えるわけないだろ…いきなり部屋に入ってきて…」 あっ…そうだ私… 律「それで告白して…キ、キスしてくるなんて…///」 梓「……」 律「…梓さん?」 梓「うわああぁぁぁっ!!律先輩なんか死んじゃえぇぇぇっ!!」 律「さっきまで生きて欲しいとか言ってただろ!?」 …… 澪(ふふっ…うまくいったみたいだな) 純「澪先輩ー!」 澪「あっ、純。来たか」 純「どうでした?」 澪「成功だよ」 純「よかったぁ」 澪「お互い素直じゃないからな、こうでもしないと本音を言えないだろ」 純「でも驚きでしたね、澪先輩からこんな案が出るなんて」 澪「律を応援するって決めたからな。梓には悪いが…こうする方がいいと思って」 純「澪先輩…」 澪「それに純が事情を教えてくれたから、できたんだよ」 純「えへへ」 純「それにしても驚きましたよ、律先輩が病院に運ばれたって聞いたときは」 澪「まぁ、ただの栄養失調らしいからな」 澪「それに頭はもともと血が大量に出る所だから、思ったよりも平気みたいだし」 純「そっか…安心しました」 澪「死んだ人間が愛しの人のキスで生き返る。上出来だな」 純「それって澪先輩が考えたんですか?」 澪「いや、律だよ」 純「え?」 澪「私のために用意した、お涙頂戴もののストーリーだってさ」 純「はぁ…?」 澪「とりあえず、私たちは退散しよっか?」 純「そうですね」 澪(律…幸せにな…) 純(あぁ~あ。結局私の恋は叶わずか…) 澪「……」 純「……」 澪「…お腹すいたな」 純「そうですね…」 澪「何か食べに行く?」 純「えっ…いいんですか?」 澪「あぁ、どうせヒマだし」 純「じゃあ…お供させてもらいます!」 9
https://w.atwiki.jp/tesu002/pages/5640.html
1 2 律梓 ※乗っ取り 2012/05/05 ぺろぺろ紳士 ◆p51RVEp752 http //hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1336226343/ 戻る 名前 コメント すべてのコメントを見る これは良い律梓 -- (名無しさん) 2016-02-01 08 05 08 大学に行ったら梓のあの字も出てこなかったね あ、唯と和ちゃんから出たか -- (名無しさん) 2013-05-28 08 17 39 あずにゃんとりっちゃんの此からの関係がどうなって行くかメチャクチャ気になる。 -- (名無しさん) 2013-05-24 01 06 35 梓が大学に行ったら律と同じ部屋で暮らすんだろうな~ -- (名無しさん) 2013-05-22 12 23 44
https://w.atwiki.jp/83452/pages/9867.html
戻る これは・・・・・、なかなか良いじゃないか。読んでると楽しいな。 -- (通りすがり) 2010-12-18 18 17 31 蛇足が蛇足じゃない -- (名無しさん) 2010-12-18 18 29 55 蛇足が蛇足じゃないな確かにw律梓マジで最高すぐる -- (真・けいおん厨) 2010-12-18 19 04 24 やっぱ律と梓って相性良い。唯の表現も言い得て妙って感じかな? 幼馴染みに近い、年齢は違うけどタメ口で話をしてても違和感無い関係に近いSS。 合格発表の時の律が、何か無性に格好良くてときめいた。 -- (ごはんはおかず) 2010-12-18 20 13 50 これめっちゃ感動する -- (アンチスキル) 2010-12-18 20 18 14 蛇足が一番良かったと思える -- (srst) 2010-12-18 21 07 48 蛇足が蛇足じゃない 美しい -- (名無しさん) 2010-12-18 23 19 20 関係ない話で悪いが、いくら調子に乗っても蛇の絵に足書く奴なんて冷静に考えるといないよな。唯ならともかく。 -- (名無しさん) 2010-12-19 01 07 57 律と梓は凄く良い組合せだなぁ -- (名無しさん) 2010-12-19 01 09 40 こういう関係見てると律梓が人気でてくるのもわかる気がするな -- (名無しさん) 2010-12-19 16 46 10 律梓は重すぎず軽すぎずすごい良い感じの組み合わせだと思う -- (名無しさん) 2010-12-20 02 52 48 ときめいた -- (名無しさん) 2010-12-21 05 05 03 いいねー -- (名無しさん) 2011-03-09 15 26 41 いい話だ。 -- (名無しさん) 2011-07-29 22 05 30 蛇足が蛇足じゃない -- (名無しさん) 2011-10-04 17 28 27 これはまさしく良作。 ここ最近の律梓SSは当たりが多くて良い感じ。 -- (名無しさん) 2011-10-22 06 28 24 本編も蛇足もとても素晴らしく綺麗なお話でした。 律梓だからこそこの様な良い話になるんだよね。 -- (名無しさん) 2012-07-18 05 46 21 凄く良いな -- (じゅわ〜) 2012-07-18 10 17 17 蛇足の意味を忘れるとてもいいお話。もちろん本編だってすっごくいいお話だった! -- (名無しさん) 2012-07-18 13 20 50 律梓は素朴な綺麗な話になるのが多くて好きだ これからもこうゆうの増えてほしい -- (百合を求めて三千里) 2012-07-20 23 32 46 澪梓が姉妹だとしたら、律梓は兄妹のような関係と言ったらしっくりくると思う。 -- (名無しさん) 2013-11-06 20 42 25 素晴らしい、これはいい作品だなぁぁ。 -- (通りすがり) 2013-11-07 07 57 45 本編も蛇足もとても綺麗で素晴らしい最高のお話しでした。 -- (名無しさん) 2014-11-19 20 29 38
https://w.atwiki.jp/83452/pages/6686.html
居酒屋 律「ぷはーっ!やっぱこういう所は気が落ち着けるぜ」 梓「飲みすぎですよ、先輩」 律「いいじゃん、もう二十歳すぎてるんだし。お前も飲むか?」 梓「私はまだ十九ですっ」 律「細かいこと言うなよ、誰も守ってないって」 梓「もう…」 律「うめー!」ゴクゴク 梓「……」 律「どうした?食べないのか?」 梓「律先輩…実は相談があるんですけど…」 律「バンドに誘われた?」 梓「はい…」 律「入ればいいじゃん」 梓「でも…うまくやってけるか不安で」 律「なんで?」 梓「なんて言うか…どうしても放課後ティータイムと比べてしまうんです」 梓「あの時みたいな感じでまたやれるのかなって…」 律「……」 梓「それにプロを目指すっていっても、イマイチ実感がわかなくて…」 梓「…やっぱり私の中で音楽といったら、放課後ティータイムしかないのかな」 梓「あの頃が音楽やてって一番楽しかったなぁ…」 律「……」 梓「律先輩はどう思います?」 律「ていっ」デコピン 梓「いたっ!?な、なにするんですか!」 律「お前があまりにも年寄りくさくてつい」 梓「は、はい?」 律「あのな梓、お前は思い出に浸るほどまだ大人じゃないだろ?」 梓「えっ…」 律「思い出に浸るぐらいなら、今を楽しく生きろよ」 律「ギターやりたいのかやりたくないのか、どっちなんだ?」 梓「……」 律「昔私に告白してきた時みたいに正直になれよ、梓」 律「どうなんだ?」 梓「……」 梓「…ギターは…やりたいです」 梓「やりたいですけど…やっぱりプロとか自信がなくて…」 律「やりたいことが分かってるなら、それでいいじゃないか」 梓「……」 律「世の中にはさ、自分のやりたい事が分からなくて困ってる連中がたくさんいるんだぜ?」 律「それに比べれば、やりたいことが分かってるお前は幸せ者だよ」 梓「……」 律「やってみろよ、お前まだ十九なんだろ?まだまだ可能性はあるって」 梓「律先輩…」 律「お前は自分が思ってるほどダメな人間じゃないよ…」 律「なんたって梓は、私が一番大切に想ってる人間だからな!」 梓「…ぷっ、なんですかそれ」 律「へへっ、とりあえず今日はめいいっぱい飲もうぜ!」 梓「だから私はまだ十九ですって」 帰り道 律「う~~~…ぎもぢわるい゛~~……」 梓「だから飲みすぎですって、そんなにお酒強くもないのに」 律「うぇ~~…」 梓「間違っても吐かないでくださいね…」 律「くそぅあの男…思い出したらムカムカしてきた…」 梓「何があったんですか…」 律「う゛~~…梓おぶってぇ~…」 梓「あとちょっとなんだから頑張ってください」 律「あ゛ぅ~~…じぬ゛~~…」 梓「…そういえば」 律「あ゛~?」 梓「さっきの事で思い出したんですけど、軽音部の人たちって今どうしてるんでしょうね」 律「あ~~…そういえば澪とも最近連絡とってねえ…ウェップ…」 梓「憂や純とも連絡してないな~」 律「しかたねえよ…ウッ…みんな忙しいだろうし…」 梓「ですよね…でも何だか寂しい…」 律「なんだよぉ…私だけじゃ不満なのか?」 梓「い、いやっ…そういう意味じゃないですけど」 梓「でもこうやってそれぞれの道に進むのって、希望もあるけど悲しいところもあるんですよね」 梓「それが妙に辛くて…」 律「…ま、それが人生ってやつですよ」 梓「先輩は大人ですね」 律「ばーか…私だってお前と同じで大人と子供の中間だよ」 梓「中間かぁ…ていうことはこれから大人にもなれるし子供に戻っちゃうってこともありえるんですね」 律「本人しだいだけどな…オェッ…」 梓「はぁ…大人になれるか不安…」 律「お前は悩んでばっかだなー…もうちょっと気楽に生きろよ」 梓「律先輩が悩まなさすぎなんですっ」 梓「ほら、もうアパートつきましたよ」 部屋 律「あ゛~~…」 梓「先輩、お水ですよ」 律「う゛~…」ゴクゴク 梓「明日は大家さんに家賃まとめて返しましょうね?」 律「あぃ~…」 梓「本当に大丈夫なんですか…」 律「あ~…ちょっと楽になったかも…」 梓「もう寝ましょうか」 律「梓ぁ~」 梓「なんですか?」 律「エッチしよ~」 梓「イヤです」 律「な、なんで~!?」 梓「だってこの前酔っ払った先輩とした時…」 ~~~~~ 律「うぉっ…おえぇぇぇっ」ビシャビシャビシャ 梓「にゃあぁぁぁぁぁあっ!?」 ~~~~~ 梓「…裸の私に吐しゃ物吐きかけたじゃないですか」 律「…そんなことあったっけ?」 梓「ありましたっ!後始末が大変だったんですからね!!」 律「あ~…言われればあったような~…」 梓「とにかく、酔っ払ってる先輩とはしませんからねっ!」 律「しょんな~…」 梓「明日に備えて早く寝てください」 律「……」 梓「律先輩?」 律「やばい…ゲー出そう…」 梓「えぇっ!?ちょ、ちょっと待ってください!今ビニール袋持って…」 律「もう無理…」ビチャビチャビチャ 梓「あぁ!?もうっ!!」 律「あ~…食ったモン全部出た…」 梓「ゲロ先輩…今後はお酒は禁止ですよ」 律「誰がゲロ先輩だ…」 梓「はぁ~~~…これどうするんですか…」 律「掃除するしかないな…手伝ってやるよ」 梓「先輩が吐いたんでしょうがっ!!」 律「しゅみましぇん…」 梓「ちゃんと綺麗にしておいてくださいね」 律「はーい…」 梓「はぁ…まったく」 律「うぅ…まだ気持ち悪い…」 梓「……」 梓(憂に…久しぶりにメールしてみようかな…) 梓「……」 梓(まぁいっか…遅いし…) 翌朝 梓「律先輩、起きてください。シャワー浴びないんですか?」 律「う゛~…頭痛い…」 梓「今朝食作りますから早くしてくださいね」 律「あ゛~い」 梓「あっ、それとポスト見てきてください」 律「はいはーい…今行きまーす」 律「あ゛~…しんどい…」テクテク 律「もう決めた…二度と酒なんか飲まねえ…」テクテク 律「…でもまた飲んじゃうんだろうな~」tクテク 律「おっと、それよりポストポストっと…」カラッ 律「何か来てるかなぁ…………お?」 律「梓ーーーっ!!」ドタバタ 梓「ど、どうしたんですか?」 律「見ろよコレ!さわちゃんから手紙来てるぜ!!」 梓「えっ…」 律「はさみ、はさみ貸してくれ!」 梓「あっ、はい」 律「よし…」チョキチョキ 律「開いた!」 梓「何が書いてあるんですか?早く読みましょうよ」ワクワク 律「待ってろ、今手紙広げるから」 パサッ 律「どれどれ…」 律「お久しぶりです、りっちゃん、梓ちゃん」 律「実は私、結婚する事が決まったのでそのご報告に…」 律「……」 梓「……」 律「はあぁぁぁぁぁあっ!?」 梓「えぇぇぇぇぇぇえっ!?」 律「さ、さわちゃん結婚するんだ…」 梓「驚きです…」 律「よく相手が見つかったな…さわちゃんなのに」 梓「それは本人の前で言わないほうがいいですよ」 律「いやー、たぶん今年最大のサプライズだぜ」 梓「式はいつなんですか?」 律「ん?…また追って連絡するってさ」 梓「幸せになれるといいですね、先生…」 律「よし、私たちも結婚するか!」 梓「ゲロ吐く人とはイヤですっ」 律「なんだとこの~っ」ギュ~ッ 梓「きゃー♪」 梓「そういえば…」 律「うん?」 梓「結婚式に行けばみんなに会えるかもしれませんね」 律「あぁ…そっか」 梓「…みんな自分の人生頑張ってるんでしょうね」 律「まぁあいつらの事だから、そうだろうな」 律(唯は心配だけど…) 梓「…私、決めました」 律「なにを?」 梓「バンド、やってみます!」 律「おっ、ついに決断したのか」 梓「はい。もしみんなに会ったとき、自分の人生を胸張れるようにしたいんです」 梓「だから…やれるだけやってみます!」 律「へぇ…成長したな、梓」 梓「律先輩もいい加減に成長してくださいよ」 律「なんだと中野ォ!」ギュ~ッ 梓「きゃー♪」 律「ま、お前のいう事にも一理あるわな」 梓「律先輩はちゃんと人生設計とかしてるんですか?」 律「う~ん…梓のお嫁さんにでもなろうかな」 梓「は?」 律「お前がプロのギターリストになって、私がそのお嫁さん。完璧だろ!」 梓「何言ってんですか…」 律「じゃあお婿さんにするか?」 梓「そういう問題じゃありませんっ!」 律「へへっ」 梓「はぁ…マジメに生きてくださいよ」 律「おう、マジメに必死に生きるぜ!」 梓「…まぁ」 律「うん?」 梓「律先輩と一緒に、このままずっと暮らすっていうのは悪くないですね」 律「梓…」 梓「ほ、ほら!ご飯作りますからシャワー浴びてきてください!」 律「オッケー!そしたらベッドで待ってるぜ!」 梓「何言ってるんですか、学校に行くんでしょ!」 律「はーい」 梓「…ふふっ」 律「へへーっ」 梓「律先輩…」 律「なんだ?」 梓「愛してます」 律「私も愛してるぞ、梓」 おわり 戻る 紬唯編